先週の事。
以前から申し込んでいた講習会。
どうしよう…
この非常事態に行ってる場合かな?
でも今回は大阪府洋菓子協同組合70周年記念の講習会。
多分この先、このお三方がそろう所なんて見れないだろう。
当日の朝も自問自答。
行く?止めとく?
夜中に余震で目が覚める。
始発は未だ出ていない時間。
動くかな?
電車が動いてたら行こうと思った。
うとうとして寝入った所に目覚まし時計。
動いてるけど、JRは遅れが見られるみたい。
だったら遠回りだけど、阪急で行こう。
かなり早めに出たから遠回りでも、まぁまぁ良い時間に到着。
ツマガリの津曲シェフは兵庫県西宮市だけど、16区の三嶋シェフは福岡だし、リリエンベルグの横溝シェフは神奈川。
横溝シェフは新幹線が名古屋手前で停まったそうです。
名古屋からは近鉄で遠回りしながらも10時間位かけて大阪入り。
三嶋シェフに至っては40度近く熱がある中、岡山手前で停まったそうです。
岡山からタクシーで神戸のレーブ ドゥ シェフ迄行き、そこから更に車で。
三嶋シェフはお三方の中では一番年上で、74歳になられたそう。
中止になってもおかしくない状況。
そこまでして駆けつけて下さったシェフの方々。
被害には合ったけどケガもなく過ごせているので、諦め無くて良かった。
こんな心意気を見せられたらへこたれてられません。
今回はお一人、一品ずつデモンストレーション。
その後はディスカッション形式の講演会。
どのお菓子もシンプルだけど、技が光る滋味深い物でした。
お話も感慨深い内容。
こう言う方々が前を歩いて下さってるので、今の日本のお菓子業界の発展があると思います。
私も出来ることからコツコツと。
帰りは各お店からのお土産付き。
お世話役のシェフからぶっちゃけトーク。
一店舗辺りの予算は¥500だったのに、先程覗いたらそれ以上の物が入ってるとの事。
「こう言う事ですよね」と。
器の大きさを感じます。
店の事、家の事、気になるけど行って良かった。
散らかったけど被害が大きくなかったからこそです。
blogには写真が4枚しか載せれないので、他の写真はインスタにupします。