今年の栗炊き休みは10月2日(水)~6日(日)です。
定休日明けて9日(水)から営業予定。
今年は栗の到着日が直前まで決まらず、お知らせが遅くなって申し訳ありません。
栗炊き休みも最初の頃は「はぁ?栗炊くのに休むの?」って感じでした。
maison de fraiseのモンブランや自家炊き渋皮栗のクグロフのファンが増えるにつれて、ご理解頂けるようになりました。
とは言え、最近お店を知って頂いた方もいらっしゃるのでちょっとご説明。
当店では毎年、自家製の栗の渋皮煮を炊きます。
洋菓子屋で自家製で炊くお店は少ないと思います。
大きな鍋ですがMAX14kgが限界。
お湯に浸けて鬼皮をふやかし、一個ずつ渋皮を傷付けない様に慎重にむきます。
皮むきは営業しながら、通常業務をさっさと片付けて夜な夜なむきます。
ここからお店は休みに入って、灰汁抜き5回、そのつど一粒ずつ、つま楊枝と指の腹を使って渋皮のお掃除。
指はふやけてシワシワ。
腰もお尻も痛いし、肩はバシバシ、手は腫れて力も入らず、目もショボショボ。
未だ老眼は来てないので、助かってますが…
灰汁抜き出来たら、砂糖で煮含めて瓶詰め。
かなりの作業量と昼夜問わず栗に合わせた作業時間。
睡眠は冷め待ち中にちょこっと。
営業しながらではとてもじゃないのです。
毎年、栗炊き休みが終わると同時に「モンブラン出来た?」っていらっしゃる方が一人、二人じゃ無い。
それだけ楽しみに待って頂いてるのだと思いますが…
栗炊き休みの間、他の仕事は完全にストップ。
なので、しばらくは体制立て直し期間を頂いてからの販売です。
その際はblogでお知らせ致します。
バタバタしている間に夏メニューのルビーやマンゴープリンは終了致しました。
今はいちじくがメインです。
毎年栗炊きの間にいちじくが終わるのじゃ無いかと冷や冷やします。
自然の物なので、どうしようも無い。
気になる方は今週日曜迄は出せる予定ですので、お早めに~
ですが…27日(金)は午後から講習会が入ったので、教室のみです。
日頃の寝不足に、夜な夜な栗の皮むき…
そこへ法律関係のお話し。
起きてる自信全く無し。
maison de fraiseは一足早く、繁忙期突入です。