maison de fraiseのモンブランができるまでをちょっとずつ書いていきたいと思います。
作業の合間に打つので、最後まで書ききれるのかどうか…
blogは写真が4枚しか載せれないので、何回かに分けて投稿します。
今回撮った写真だけでなく、過去のものも含まれます。
先ずは中にごろっと一個入る、自家炊きの栗の渋皮煮。
栗の確保。
年々厳しくなっています。
地球温暖化の影響?なのか不作だったり、
台風の影響だったり、
作業のスケジュール調整やお客様に栗炊き休みの告知をしないといけないのに、着日を指定できない状況がここ数年続いています。
鍋に入るMAX15kgを何とか確保出来るように、夏頃からその年の生育状況を問い合わせして「今年も欲しい」アピールをします。
出遅れて受付終了なんて事にならないように。
夏にコンタクトを取って置けば、価格決定した時点でお知らせが届くので最悪の事態は免れる。
栗炊きが始まると他の事は何も出来なくなるので、それまでに出来るだけの事はしておこうと毎年思うけど何時もドタバタ。
先ずは栗が到着するまでに、保存瓶の煮沸。
2リットルの保存瓶が入る鍋は、栗を炊く鍋しか持っていません。
なので事前にしておかないと大変な事に…
沸騰してから15分はグラグラと。
現役時代、国家試験対策で消毒と滅菌の定義を勉強したのに何分煮沸しなきゃいけないかすっかり抜け落ちてます。
10分では無かったと思う。
12分?15分?15分してたら大丈夫かな…
煮沸後は鍋から取り出すのも一苦労。
熱々を引き上げて、乾かします。
乾いたらパーツをセットして待機。
一個、一個、微妙にサイズが違うのでパズルのよう。
マスキングテープで番号ふったりもしてみたけれど、煮沸中にプカプカ浮いてて役立たず…
セットするにも、指先の力が結構必要で爪に傷がつくことも。
栗到着。
直ぐには作業出来ないので、取り敢えず冷蔵庫。
これ重要。
常温放置すると、直ぐに虫が…
15kgのスペース確保も厳しい。
栗の虫についてはここでお話しすると大変なので、興味のある方は検索してみて下さい。
簡単に言うと外から鬼皮をかじって中に入るのではなく、中から鬼皮を食い破って出てきます。
到着したその日のうちに虫が大きくならないように、皮を剥きやすくする為に火を入れます。
まだまだ続きます…