自家製セミドライ苺のクグロフ焼き上がりました。
自家製のセミドライ苺は高槻産の苺を使っています。
せっせとヘタ取って
お砂糖まぶして一晩置いて
くったりするまで炊いて
炊く事によって出た苺シロップに一晩漬けて
(炊いて直ぐは実が白っぽくなるので、自分が出した赤色を再吸収して赤くなるのを待つ)
ザルにあけて余分なシロップをきって
メッシュのマットの上にお箸で一粒ずつ並べて
オーブンの捨て火で数日乾燥
でやっと出来上がり〜
をたっぷり入れて焼いてます。
焼き上がりにはシロップとフランス産の苺リキュールをたっぷり染み込ませて、一晩寝かせます。
この苺のリキュール、香りがとても良くて気に入ってます。
お酒全く飲めないけど…
瓶に書いてある説明文によると、
「妥協を許さぬ力強さとワイルドな風味は、アルザス フレーズだけの香り。イチゴを浸漬・蒸留し、これに再度イチゴを浸漬して圧搾。更に蒸留・濃縮して、温浸漬液を加えることにより、アルザスを代表する野性的な風味が引き出されます。」
とあります。
オープンした頃、このお酒の仕様書を取った事があります。
確か色も自然な色だったと記憶。
「余計な物は出来るだけ加えない」の想いでお菓子を作っている私には、良い物に出会ったなぁと思う一品です。
先日ご来店いただいたお客様とこのお酒の話しになって、香りを試していただきました(香りだけって…)
とてもいい香りと気に入っていただき、その時は未だ焼き上がって無かったクグロフをまた買いに来ますと言ってくださりました。
使ってる素材を伝える事も大事だなぁと改めて実感。
なかなかblogも書けてないけど…